滝桜と拝観料



日本三大桜といえば本巣市薄墨桜北杜市神代桜
福島県にある三春町の滝桜である。
滝桜は樹高12m、根廻11m、枝張り最大14.5mである。
今が盛りで、四月末で見ごろは終わりである。
この滝桜を見物に毎年30万人以上の観光客が
目の保養と癒されに訪れるのである。

問題協力金と称して拝観料を徴収している事である。
町役場の人は桜の維持管理のための協力金といっているが、
徴収ゲートがあり、徴収係りまでいるのである。
協力金でゲートまでいるの?
払わないでゲートを通過しようとすると声かけられる人もいれば、
掛け声無しの人もいる。拝観料は、
駐車料金のほかに払うのである。
団体さんは一人ずつ、自家用車は何人いても一人分でOK。
国の天然記念物に指定されているのであれば、
国より何らかの補助があるはずである。
役場の人は「国からは一円の補助もありません。
天然記念物指定は単なるうたい文句、お墨付きです」
との回答であった。
信じられない話である。料金を払う人、払わない人、
多く払う人、少なく払う人、無料(遠くから眺める人)のひと、
と不公平である。(役場の苦肉の策なのであろうか?)
せっかく美しい桜を見に来て、いい気分に浸ろうとして来ていて、
これでは興ざめである。みちのくの原住民として
恥ずかしい限りである。
いずれにしても維持費が必要であるならば
皆の賛同を得られるようにもっとPRして欲しいし、
公平に徴収して欲しいものである。