ロシアの妖精マリア・シャラポワ(23)がプロバスケットボール選手サーシャ・ブヤチッチ(26)と婚約

女子テニスのスタープレーヤー、マリア・シャラポワ(23)の婚約が明らかになった22日、欧州のメディアは「残念なお知らせ」と報じた。女子テニス界のアイドル的な存在だっただけに、ファンにとってはショッキングなニュースだったかもしれない。



 “ロシア妖精”の異名を取り、日本でも人気の高いシャラポワだが、お相手のサーシャ・ブヤチッチ(26)は、米プロバスケットボールNBAの中でもずぬけた“スター選手”というわけではない。



 スロベニア出身で身長201センチ、体重93キロ。所属するロサンゼルス・レーカーズでは、シューティングガードポイントガードを務める。わずか16歳にしてイタリアプロリーグセリエAデビューを果たしたが、2004年のドラフトでは1巡目27位の指名だった。



 長距離シュートを得意とし、その正確さからロサンゼルス・タイムズ紙が「ザ・マシン」と命名したこともある。その一方でフィジカル面での弱さやディフェンス力に課題があるとされ、主力級には成りきれていない。



 2007−08シーズンこそ1試合平均8.8得点を挙げる活躍を見せたが、翌08−09シーズンは5.8、昨シーズンは2.8にまで下がっている。08年にレーカーズと再契約したが、3年で1500万ドル(約12億1650万円)。年俸にすれば4億円ちょっとということになる。



 一方のシャラポワは元世界ランキング1位(現在18位)で、モデルとしても活躍。大会での賞金のほか、ティファニーナイキソニーエリクソンなどのスポンサーからの収入も膨大で、今年、米誌「フォーブス」が発表した女性スポーツ選手長者番付では2450万ドル(約19億8646万円)で堂々の1位に輝いている。



 ブヤチッチにとっては“逆玉”ということになるが、交際1年でのプロポーズという速攻が効いたようだ。ブヤチッチは、自宅でプロポーズした際、「レーカーズの優勝リングにも見劣りしない指輪を贈った」という。さしずめ、ブヤチッチの“作戦勝ち”といったところか?


マリア・シャラポワ, ロシア語: Мари́я Ю́рьевна Шара́пова, ラテン翻字: Marija Jurjevna Sharapova, 1987年4月19日 - )は、ロシア・西シベリアに位置するチュメニ州ハンティ・マンシ自治管区・ニャガン市出身の女子プロテニス選手である。

プロフィール

シャラポワは華やかな容姿とプレースタイルに加えて、4大大会で女子シングルス3冠を獲得した実力も備える。日本で知られ始めた頃は“ロシアの妖精”と呼ばれることが多かったが、ボールを打つ時に独特の甲高い叫び声を上げながらラケットを振り抜くことから、最近では「シベリアン・サイレン」(Siberian Siren)と呼ばれることが多い。ベースライン・プレーヤーで、恵まれた体格を生かした強烈なサーブストロークを武器に、強力なパワーテニスを展開する。身長188cm、体重59kg。左利きだったというが、矯正で両方使える。バックハンド・ストロークは両手打ち



両親はベラルーシゴメリの出身。父はユーリ・シャラポフであり、ロシア語圏では男性名詞女性名詞に苗字が分かれており、女性名詞では『シャラポワ』男性名詞では『シャラポフ』である。ベラルーシ人の両親の間で生まれたシャラポワは、ロシアで生まれたためにロシア人扱いになっている。2010年10月にNBAのロサンゼルス・レイカーズに所属するサーシャ・ブヤチッチと婚約した。



1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の影響により、両親がロシア・西シベリアにあるニャガンへ移住を決意する。マリアは4歳の時からテニスを始め、6歳の頃マルチナ・ナブラチロワに才能を見出され、9歳の頃父親とともに渡米した。渡米後はフロリダ州ニック・ボロテリー・テニスアカデミーにて練習している。



使用ラケットはプリンス、ウェアとシューズはナイキ。ツアー経歴を通じて日本のトーナメントと相性が良いことから、シャラポワ本人も日本好きで有名である。好きな日本食しゃぶしゃぶと抹茶アイス。