★ビバリーヒルズ高校白書のみんな全員集合!


ビバリーヒルズ高校白書のみんな全員集合!

FOXテレビで1990年より放送され、日本を含め世界各国の若者の間で人気を博した青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書(英題:Beverly Hills 90210)』の第1シーズンDVD発売記念パーテイーが3日、ビバリーヒルトン・ホテル(Beverly Hilton Hotel)で開催され、かつてのキャストらが一堂に会した。写真はパーティーに出席した(左から)ジェニー・ガース(Jennie Garth)、ブライアン・オースティン・グリーン(Brian Austin Green)、アイアン・ジーリング(Ian Ziering)、ジェイソン・プリーストリー(Jason Priestley)、ガブリエル・カーテリス(Gabrielle Carteris)。(c)AFP/
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2135163/1053069

ビバリーヒルズ青春白書ビバリーヒルズせいしゅんはくしょ)は、アメリカ合衆国のFox Broadcasting Companyで制作された青春テレビドラマ。1990年から2000年まで放送された。

原題は 『Beverly Hills 90210』(90210 はアメリカのビバリーヒルズの郵便番号)。邦題の「ビバリーヒルズ高校白書」は第1〜3シーズンにあたる。第4〜第10シーズンを「ビバリーヒルズ青春白書」としている。

ストーリーは、寒冷なミネソタ州ミネアポリスから温暖で華やかな上流家庭の子弟が多く住むカリフォルニア州ビバリーヒルズにブランドンとブレンダという双子の高校生兄妹が両親と一緒に引っ越してきたところから始まる。
ビバリーヒルズの高校(「ウェストビバリーハイスクール」という架空の高等学校)に転校した彼ら二人とそれを取り巻く友人たちとの恋愛と青春物語。とりわけ、二人の主人公とそのまわりの友人たちとの思春期から青年期にかけての恋愛、悩み、離婚・再婚や親の犯罪といった複雑な家庭事情、ドラッグ・銃・自殺・人種差別などの現代の米国を象徴する社会問題と葛藤を描いた点がリアリティあるアメリカの若者像として評価を受け、人気を呼んだ。スウェーデンでは、このドラマの人気絶頂期とも言うべき1992年から1994年にかけて、ブランドンとディランという二大登場人物の名が、新生児の名前として突然ポピュラーになったことさえある。

日本ではこのドラマが放送され大人気であった頃、ティーン向け女性ファッション雑誌で登場人物の着る西海岸風のアメリカンカジュアルな服装を多く取り上げ特集した。現在のセレブカジュアル風の着こなしは、一時は『ビバカジ』と称され流行した。ドラマの好調とともに出演の登場人物が注目された事例であろう。

また日本語吹き替え版ではセリフの独特な言い回しや決まり文句(「ちょい待ち」「やっこさん」「〜でやんす」「ワーオです」など)が個々のキャラクターの個性を際立たせこの作品を特徴付ける一要素となっている。
青春白書ではウエスビバリー高校を卒業した主人公たちがカリフォルニア大学(実在する University of California ではない)へ入学してからのストーリーを描いている。

このドラマのスピンオフとして『メルローズ・プレイス』が誕生している。
また、2000年にこのドラマが終了した直後、ダレン・スター製作の『グロス・ポイント』というドラマが登場した。この『グロス・ポイント』は『ビバリーヒルズ〜』を皮肉った楽屋落ち物語として話題になった。

●主な登場人物

Brandon役のジェイソン
ブランドン Brandon Walsh(ジェイソン・プリーストリー 声:中原茂
ブレンダと双子の兄妹。スコットランドプロテスタント公認会計士の息子。新聞部に在籍し、正義感の旺盛な優等生的存在。多くの登場人物と恋に落ちるも、一話完結で終わることがほとんど。性格は融通が利かないが、下半身はそうではないようで二股をかけたりプレイボーイな一面も。大学進学後はケリーと付き合い、ディランがケリーを世界一周に誘った事に対抗しプロポーズしたが二人とも断られてしまい別れる。以後他の女性と付き合ったが、お互いまだ愛し合っていると確信し、また付き合いだす。結婚目前までいったが、別れてしまう。真面目な反動かアルコールとギャンブルへの耐性のなさはピカイチ、ダンスが大の苦手。第8シーズンで降板(ただしプリーストリーはプロデューサーなどとして作品にはその後も参加)最終回ではビデオレターで再登場する。


Brenda役のシャナン
ブレンダ Brenda Walsh(シャナン・ドハーティー 声:小金沢篤子)
ブランドンと双子の兄妹。愛するディランに処女を捧げたが、ディランがケリーと恋に落ちたため、三角関係に陥った。演じたシャナン・ドハーティーはゴシップ女優としても有名で、恋人とストリップバーに行くなどスキャンダルが原因で、プリーストリーとともに主役であったにもかかわらず、ビバリーヒルズ青春白書の途中(第4シーズン終了)で「ロンドンに女優の勉強をしに行った」という設定で降板となった。後にドラマの中でブレンダの名前が出ることはあっても画面に出ることはない。

Kelly役のジェニー
ケリー Kelly Taylor(ジェニー・ガース 声:松本梨香
最初は金持ちの不良少女的存在だがしだいに常識人へと変化する。元モデルの娘。スプリングクイーンやミスウエスビバリーに選ばれるほどの美人。モテモテで最初はデビッドもケリーを追っかけていた。のちにディランやブレンダと三角関係になるがディランはケリーを選ぶ。後半はブランドンと恋仲に発展し、結婚の手前まで行く。ドラッグ中毒・拒食症・レイプ被害などを克服。ブランドン降板後、主役交代した。第8シーズン以降ではドナとブティックを経営する。弁護士のマットと付き合うが、帰ってきたディランに心が揺れてしまい、二人の間で悩む。最後にはディランと結ばれる。

Dylan役のルーク
ディラン Dylan McKay(ルーク・ペリー 声:小杉十郎太
父親がマフィアと関係するなどダーティなイメージで、一匹狼的存在。アイルランド系。サーフィンを好み、ブランドンと友人に。父の遺産を相続して大富豪になるも、詐欺師に騙されて無一文に転落し、酒やドラッグに溺れる。しかしバレリーの協力を得て財産を取り戻す。高校時代にブレンダと付き合うが、ブレンダのフランス留学中にケリーと急接近。三角関係になる。最後にはケリーを選び、一度は別れるが、ブランドンと付き合っているケリーに「まだ愛している」と言い、世界一周旅行を誘うが、断られてしまう。父親を殺したアンソニー・マルシェットの娘、トニーと恋に落ち、結婚するが直後に自分と間違われて彼女を殺されてしまう。など波乱の人生を送る。第6シーズンでトニーの死後L.Aを去り降板したが、第9、10シーズンではスペシャルゲスト(実質メインキャスト扱い)として復帰した。日本ではバンドホフディランのCDジャケットに起用されたり(曲中には吹替キャストの小杉十郎太のナレーションが収録されている)、芸人・なだぎ武のモノマネの定番ディラン&キャサリンとなるなど、パロディのネタにされる機会が比較的多いキャラクターである。

ティーブ Steve Sanders(アイアン・ジーリング 声:堀内賢雄
有名な女優を母親に持ち、明るい性格でひょうきんな存在。憎めないキャラクターだが、カンニング事件やハッカー騒動を起こして退学になりかけるなどトラブルメーカーでもある。クレアに勉強を見てもらっているうちにお互い気になりだし、付き合う。大学卒業後、父親の支援でブランドンと新聞社を興すことになる。同僚のジャネットと関係だけの付き合いをしていたが、妊娠してしまい、本当は愛し合っているという事を確認し、結婚する。

アンドレア Andrea Zuckerman(ガブリエル・カーテリス 声:水谷優子
ブランドンとは高校の新聞部の同僚。ブランドンに長らく憧れの気持ちを抱く。ブランドンも彼女といいムードになることもあったが、結局関係を持つことはなかった。ユダヤ系で、貧しい地区から密かに越境入学しており、ビバリーヒルズでは異質な存在。成績優秀な努力家。大学在学中にジェシーの子供を妊娠し、結婚する。降板して(引越した設定)から以後はゲストとしてたまに出演。

ドナ Donna Martin(トリ・スペリング 声:安達忍
おとなしいタイプの少女、。医師の娘だが学習障害児だった。厳格なカトリックの家庭の出で、結婚まで処女を守り通すことを固く心に誓っている。母親のフェリースは、デビッドと交際することに反対しており、何度も対立する場面がある。大学卒業をきっかけに、大きな決意を固めデビッドと一夜を共にする。その後、ノアと付き合う。最終回では、デビッドと結婚する。演じるトリ・スペリングはこのドラマの制作会社の社長の娘である。そのためか、ドラマ当初は脇役として設定されたドナ役は、青春白書第10シリーズでは主役級の扱いになっていた。余談だが、ドナ役の声優安達忍は最初の頃のビバヒルは良かったですよねという含みを持った発言をインタビューでしている。

デビッド David Silver(ブライアン・オースティン・グリーン 声:佐々木望
ブランドンらとは1学年下の弟分的存在。親友スコットの死を乗り越え、飛び級してブランドンらと一緒に卒業する。放送部在籍でDJ志望。歯科医師である父がケリーの母と再婚したため、あこがれだったケリーと義理の姉弟になる。アンドレア同様にユダヤ系。吹き替え版では台詞が敬語になり、ケリーを「姉上」と呼ぶ。また感嘆詞まで「ワ〜オです」になる。佐々木望の声変わりと相まり少年的な声は影を潜め、後半は非常にクールで性格の尖った2枚目に変貌する。ディランに対して「友達に死ねと言っても良い時は?」等の暴言も驚かされる。高校時代ドナと初めて付き合い、大学時代、クレアと付き合う。その後バレリーと付き合う。シリーズ最終回は彼とドナの結婚で幕を閉じた。

ナットさん Nat Bussichio(ジョー・E・タタ 声:星野充昭
登場人物たちの溜まり場であるダイナー「ピーチピット」のオーナー。イタリア系。もともと医師志望だが、軍隊の料理人や役者という経歴を持つ。ブランドンたちに対する良き理解者であり、人生の先輩的存在。このドラマ共通の現象として、店の設定がコロコロ変わる。第6シーズンには昔、役者時代に付き合っていた恋人と再会し、結婚をして、なんと子供までもうける。

●青春白書からの登場人物
バレリー Valerie Malone(ティファニー=アンバー・ティーセン 声:日野由利加
ブランドン・ブレンダの幼なじみで、大学2年の時にビバリーヒルズのウォルシュ家に身を寄せることになる。トラブルメーカーで常に周囲を巻き込んで騒動を起す、特にケリーとは天敵の仲。ディランと付き合い、その後デビッドと付き合う。デビッドと付き合っている間は悪だくみなどはせずおとなしい。深夜クラブ(アフターダーク)の経営者になる。プライベートではデビッド役のブライアン・オースティン・グリーンと婚約までしたが、破局した。またドラマの中で犬猿の仲を演じるケリー役のジェニー・ガースとは実生活では大親友。

クレア Clare Arnold(キャサリン・ロバートソン 声:沢海陽子
大学総長の娘で、本来学年はデビッドと同じくひとつ下だが、飛び級してきた。最初はブランドンにしつこすぎるほどアプローチをかけていたが、相手にされず後にデビッドやスティーブと付き合う。ビーチアパートでドナやケリーと一緒に住むことになる。大学卒業後、フランスに総長と一緒に移住。

ノアNoah Hunter(ビンセント・ヤング 声 :大黒和広)
ブランドンたちが旅行に行ったハワイで知り合う、富豪の子息だがそのことを隠していた。恋人が悲劇的な死に方をしたことにトラウマを持っている。バレリーと付き合うが、彼女に振り回されてしまい、別れる。その後、ドナと付き合うが結局破局。プライベートではドナ役のトリ・スペリングと付き合っていた。

マット Matt Durning(ダニエル・コスグローブ 声 :檀臣幸
ドナとケリーのブティックの上の階に弁護士事務所を開いている。ケリーと付き合うが、ディランとの親睦を深める旅の最中で出会った女性との浮気がばれてしまい、その後別れてしまう。

ジーナ Gina Kincaid(ヴァネッサ・マーシル 声 :渡辺美佐
ドナの従姉妹、ドナとドナの母親フェリースを目の仇にして、いろいろ陥れようとする。ドナの父親が自分の本当の父親である事が分かり、父親との仲を深めようと、ジョギングなどを一緒に始めるが、急に心臓発作で倒れて亡くなってしまい、ドナから攻められる。葬儀の場で、お互いの本当の気持ちなどを理解し、慰めあう。ドナの彼氏、ノアにちょっかいを出したりと嫌がらせをする。ビバリーヒルズに戻ってきたディランに惹かれ、彼と付き合うことになる。プライベートではデビッド役のブライアン・オースティン・グリーンとの間に男の子(カシアス君)を儲けるが結婚せず、その後破局した。

ジャネット Janet Sosna(リンゼイ・プライス 声 :山田美穂
ティーブとブランドンが創めた新聞社の社員。日系2世。スティーブと付き合い、結婚し、子を産む。

エピソード
ビバリーヒルズ青春白書エピソード一覧
関連項目
ディラン&キャサリン
再放送
2007年10月現在、LaLa TVで第9シーズンを放送中。
放送局
• Fox Broadcasting Company
NHK
• LaLa TV
外部リンク
ビバリーヒルズ高校白書Official site
http://www.paramount.jp/90210/

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンによる公式サイト

ジェニー・ガース(Jennifer Eve Garth, 1972年4月3日 - )はアメリカ合衆国イリノイ州出身の女優。家族で農場を経営していたため、幼い頃は家畜の世話を手伝っていた。13歳の時に父が心臓病を患い、一家で暖かいアリゾナ州へ移り住んだ。

AKA Jennifer Eve Garth
Born: 3-Apr-1972
Birthplace: Urbana, IL
163cm 49kg
髪 ブロンド
瞳 ブルー
15歳の時ミス・ティーンアリゾナに出場し、それがきっかけでスカウトされる。『A Brand New Life』や『ミッキーマウス・クラブ』に出演。1990年にドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』のケリー・テイラー役に抜擢され、一躍人気スターになる。
バレリー・マローン役のティファニー・ティエッセンとは大親友。またディラン・マッケイ役のルーク・ペリーとも仲が良い。
プライベートでは1994年にミュージシャンのダン・クラークと結婚するが、1996年に別居、その後離婚する。1997年、当時恋人だった俳優のピーター・ファシネリとの間に女児ルカ・ベラを儲け、2001年にピーターと結婚。2002年に二女のローラ・レイを、2006年に三女フィオナ・イブを出産した。
主な出演作品
ビバリーヒルズ高校白書 Beverly Hills 90210 (1990-1993) テレビシリーズ
• ダニエル・スティール 運命の罠 Danielle Steel's Star (1993)
• 薔薇の記憶 alling for You (1995)
恋するマンハッタン What I Like about you (2002–2006) テレビシリーズ

●ジェニー・ガースのHP
http://www.jenniegarth.com/