仙台市の大崎八幡どんと祭『松焚祭』2009年1月14日17:00〜点火式。

仙台市の大崎八幡どんと祭松焚祭

仙台大崎八幡宮松焚祭どんと祭

大崎八幡の『松焚祭』(まつたきまつり)は約300年の歴史を有する正月送りの祭事で、境内一角に持ち寄られた古神札や松飾りが日没の頃、歳旦祭で採火された「忌火」によって点火。この「御神火(ごしんか)」に当たって無病息災・家内安全を祈るもの。また、この「御神火」を目指し参拝する「裸参り」も行なわれる。もともとは酒杜氏が仕込みに際し醸造安全・吟醸祈願を祈念したことに始まる。2009年1月14日17:00〜点火式。

当宮の松焚祭は三百年の歴史を有す、全国でも最大級の正月送りの行事で、正月飾りや古神札等を焼納する正月送りの行事であり、当宮においては「松焚祭(まつたきまつり)」といいますが、他地域では一般的に「左義長(さぎちょう)」、又はその火の勢いから「ドンド焼き」等とも呼ばれております。一月十四日の夜、境内の一角に近郷近在より持ち寄られた門松・注連縄・松飾り等は日没の頃「忌火」により点火され焚き上げられます。

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この火は正月の間に各家庭に訪れていた神々を送る「御神火」として、あたると心身が清められ、一年間無病息災・家内安全の加護を得るという言い伝えがあります。
また、この「御神火」を目指して参拝する「裸参り」があります。これは厳寒時に仕込みに入る酒杜氏醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされ、江戸時代中期には既に定着していたと言われております。現在においても、白鉢巻き・白さらしを巻き、口には私語を慎む為に「含み紙」と呼ばれる紙をくわえ、右手には鐘・左手に提灯を持ち、市内各所より数千人が参拝するさまは、杜の都・仙台の冬の風物詩として全国に知られております。
 尚、平成17年度には仙台市の無形民俗文化財にも指定されました。


イベント日時:2009年1月14日
開催場所:大崎八幡宮宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1)

電車で:JR国見駅から徒歩15分。またはJR仙台駅から仙台市営バス大崎八幡宮前下車(仙台ホテル前25番バス停から16:30〜21:50の間に臨時バス運行予定)


■問い合わせ:大崎八幡宮
TEL022-234-3606