宮城県白石市西部の山あいにある小原地区で10日小正月行事「団子刺し」

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宮城県白石市西部の山あいにある小原地区で10日、冬の検断屋敷まつり(実行委主催)があり、地域の住民や子どもたちが小正月行事「団子刺し」に取り組んだ。

 お年寄りたちが手で丸めた紅白のもちを、子どもたちがミズキの枝に次々に取り付けた。14日夜に食べる「暁がゆ」も振る舞われ、あずきやもちと一緒に炊いた懐かしい郷土料理で冷えた体を温めた。

 検断屋敷は江戸時代に行政や運送業務を統括する「検断役」を務めた旧家の住宅で、2003年に市が材木岩公園内に移築。まつりでは地域に残る民話の紙芝居や、子どもが願い事を書いた風船飛ばしもあった。河北より