宮城県白石市大鷹沢三沢の農業角張正人さん(75)方で、福寿草の黄色い花弁が次々と一足早い春の訪れ

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宮城県白石市大鷹沢三沢の農業角張正人さん(75)方で、福寿草の黄色い花弁が次々にほころび始め、宮城県南地方の里山に一足早い春の訪れを告げている。

 丸森町との境に近い角張さん方では、母屋裏手の南に面した斜面に福寿草が自生。今シーズンもほぼ例年並みの今月20日ごろ、初開花を確認した。

 このところの陽気に誘われ既に30から40ほど開花しているが、「これでようやく1割程度かな」と角張さん。

 今月末には斜面全体にびっしりと咲き誇り、その見事さは仙台からアマチュア写真家が尋ねてくるほど。花が咲き終わったら夏場に草刈りを怠らず、日当たりを確保するのが毎年咲かせるこつだという。

 角張さんは「不景気が続いて何かと暗いニュースばかり目立つ中、花便りで気持ちだけでも明るくなってもらえれば」と話している。河北より

春は確実に近づいていますね。