塩釜市や多賀城市など9市町村で2日、レジ袋の有料化

 塩釜市多賀城市など9市町村で2日、レジ袋の有料化が始まった。事前告知の効果もあり、買い物客にはマイバッグを持参する人が多く、順調な滑り出しとなった。参加スーパーは今後、レジ袋を1枚3〜5円で販売する。


 両市のほか、松島、七ケ浜、利府、大和、大郷、富谷の各町と大衡村にあるジャスコ、ウジエスーパー、ヨークベニマル、みやぎ生協、マックスバリュヤマザワ、グリーンマートの計25店舗でスタート。西友も買い物袋を持参した顧客の合計額から2円を値引きする形で参加する。


 マックスバリュ塩釜店では、「持ってくるのは面倒。5円なら払う」(58歳の男性)との声も聞かれたが、同市の自営業相沢米子さん(56)は「エコを考えたら自然なこと。大中小持ってます」と話した。有料化に向けてマイバッグ持参を呼びかけてきた塩釜市婦人会の佐々木和恵会長(68)は「これからも呼びかけていきたい」と話す。