7日に米ロサンゼルス(Los Angeles)で行われたマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの追悼式に、元恋人の女優ブルック・シールズ(Brooke Shields)さん(44)が出席し、2人の思い出を語った。

7日に米ロサンゼルス(Los Angeles)で行われたマイケル・ジャクソンMichael Jackson)さんの追悼式に、元恋人の女優ブルック・シールズBrooke Shields)さん(44)が出席し、2人の思い出を語った。

An emotional Brooke Shields talks about her longtime friend Michael Jackson. youtube

 シールズさんは子どもの頃からモデルとして活動し、マイケルさんもジャクソン5(Jackson 5)として子どもの頃から歌い続けていた。マイケルさんが世界的なスターとなり、シールズさんが女優やモデルとして活躍していた1980年代、2人は交際するようになった。シールズさんはその当時のことを思い出し、涙ながらに語った。

「私たち2人が写った写真のキャプションには、いつも奇抜だとかあり得そうもないと書かれたけれど、2人の関係は最も自然で落ち着ける友情関係だった」

「2人とも小さな頃から大人にならなければならなかったけれど、2人でいると小さな子どものように楽しかった」

 シールズさんは、女優エリザベス・テイラーElizabeth Taylor)さんの結婚式で、ウエディングドレス姿をのぞこうと、2人でテイラーさんの部屋に忍び込んだエピソードを紹介し、マイケルさんは「いたずらっ子」だったと語った。

「外の世界では、マイケルは比類なき才能を持った天才だった。幸運にも個人的にマイケルを知ることのできた人にとっては、思いやりがあり、おもしろく、正直で、純粋で飽きることのない人物だった。マイケルは人生を愛していた」

 さらに、プリンストン大学(Princeton University)でフランス文学を学んだこともあるシールズさんは、アントワーヌ・サンテグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)の『星の王子さま(The Little Prince)』で花の素朴な美しさに魅了された主人公とマイケルさんが重なる部分があると語った。

「マイケルの感受性の深さは、その才能より特筆すべきものがあった。星の王子さまが言ったように、大切なものは目に見えない」

 シールズさんは以前、マイケルさんとの関係はプラトニックなものだったとほのめかしたこともある

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ブルック・シールズBrooke Shieldsyoutube



長年の親交があった女優のブルック・シールズは追悼式で、マイケルとふざけ合った思い出などを語った。
 「マイケルはいつだって私のことを頼りにしていいと分かってくれていたはず。私たちの間には絆があって、それはたぶん、私たちが2人とも、すごく幼いうちからスポットライトを浴びるのがどういうことか知っていたから。

 よくマイケルをからかって『私(の芸能活動)は11カ月のころからよ。あなたなんて怠け者よ。5歳くらいだったっけ?』なんて話していたわ。

 私たちはとても早い時期に大人にならなくてはならなかったけど、2人きりのときはまるで小さな子供のように楽しかった。MJ(マイケル・ジャクソン)の笑い声は、私が知る誰よりも甘く、純粋だった。

 彼はキングと呼ばれるようになったけど、私にとっては『リトル・プリンス』だった」


サンケイより

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ブルック・シールズ
ブルック・シールズ
Brooke Shields

ブルック・シールズ
本名 Christa Brooke Camille Shields
生年月日 1965年5月31日(44歳)
国籍 アメリカ合衆国
配偶者 アンドレ・アガシ(1997-1999)
クリス・ヘンチー(2001-)
主な作品
『プリティ・ベビー』

受賞
ゴールデンラズベリー賞
最低主演女優賞
青い珊瑚礁』 (1980年)

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ブルック・シールズBrooke Shields, 1965年5月31日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク市出身のモデル、女優。本名はクリスタ・ブルック・カミール・シールズ(Christa Brooke Camille Shields)という。


来歴・人物
女優である母親のマネジメントで、わずか生後11ヶ月歳の時にアイヴォリー石鹸のモデルに起用された。その後、子供モデルとして様々な経歴を持つ。1977年、ホラー映画の『Alice, Sweet Alice』の端役で映画デビュー。1978年にルイ・マル監督の『プリティ・ベビー』で12歳の娼婦を演じセンセーショナルな話題を呼んだ。1980年の『青い珊瑚礁』や1981年の『エンドレス・ラブ』などにより、当時の子役女優として人気を集め、往年の名子役シャーリー・テンプルの再来と言われた。また20歳の時には『私のライフ・スタイル』プリンストン大学在学中は学業に専念し、首席で卒業した。

1997年4月19日、男子プロテニス選手のアンドレ・アガシと4年間の交際の後に結婚。この頃シールズはテレビ・シリーズの『ハロー・スーザン』(原題“Suddenly Susan”)に出演中で、女優業は再び充実していた。ところが夫のアガシのテニスは不調に陥る。結局、2人は2年後の1999年4月に離婚した。

アガシとの離婚後、2001年4月にテレビ・プロデューサーのクリス・ヘンチー(Chris Henchy)と再婚。最近はバーンスタインのミュージカル『ワンダフル・タウン』(Wonderful Town)の主演などがあり、好評を博した[1]。

2003年に長女を出産した後うつ症状になり、抗うつ薬を使用したことを公表したが、2005年5月にサイエントロジー信者であるトム・クルーズがこれを名指しで批判した[2]。クルーズの発言はいわれのない中傷といった類のものであり、彼の評判を著しく下げる結果となったが、後日クルーズ自身から謝罪を受け[3]、2人の仲は回復している。(奇しくも、シールズの二女とクルーズの二女(実子)は同日に同じ病院で誕生した。)

成人してからの女優活動は華々しい成功を収めたと言えるほどではないが、親日家であり日本ではテレビCMなどで親しまれている。

彼女の祖父であるフランク・シールズ(1909年 - 1975年)は、テニス選手として1930年代前半に活躍し、国際テニス殿堂入りしたほどの名選手であったが [4]、1930年代後半に3年間ハリウッド俳優としても活動した人である。


主な出演作品

映画
プリティ・ベビー(Pretty Baby)(1978年)
青い珊瑚礁(Blue Lagoon)(1980年)
エンドレス・ラブ(Endless Love)(1981年)
サハラ(Sahara) (1983年)
スピード・ゾーン(Speed Zone!) (1989年)
ブレンダ・スター(Brenda Starr)(1989年)
バックストリート・ドリームズ(Backstreet Dreams)(1990年)
フリーウェイ(Freeway) (1996年)
ブラック・アンド・ホワイト(Black and White) (1999年)
独身男(The Bachelor) (1999年)

テレビ
ザ・シンプソンズ The Simpsons (1993年) 声の出演
ハロー・スーザン(Suddenly Susan)(1996年 - 2000年)

ミュージカル
『キャバレー』(Cabaret)
『グリース』(Grease)
『ワンダフル・タウン』(Wonderful Town)
『シカゴ』(Chicago)