元宝塚トップスターの女優、涼風真世(48)が夫で元ラグビー日本代表、今泉清氏(41)と別居中で、離婚に向けて話し合い

元宝塚トップスターの女優、涼風真世(48)が夫で元ラグビー日本代表今泉清氏(41)と別居中で、離婚に向けて話し合いを進めていることが3日、分かった。4日発売の「週刊女性」が報じた。

 同誌によると、涼風が主演ミュージカル「エリザベート」で共演した年下俳優と懇意になり、今泉氏と住むマンションを飛び出した。同誌の取材に今泉氏は、「弁護士を通してしか話せない」などと答えている。

 涼風の所属事務所は、サンケイスポーツの取材に「離婚に向けて話し合いを進めております。代理人の先生にお任せしております」と離婚協議は認めたが、原因など詳細については「プライベートなことなので事務所としては分からない」としている。

 2人は2000年にCMの仕事で知り合い、04年7月に入籍。当時の会見で涼風は「本当に赤い糸がありました」と幸せいっぱいに語っていた。サンスポより

★涼風 真世(すずかぜ まよ、1960年9月11日 - )は日本の女優、声優、歌手。元宝塚歌劇団月組トップスター。本名:森永 佳奈女(もりなが かなめ)。宮城県石巻市出身。愛称は本名のかなめで、個人事務所の名称にもなっている。身長165cm、血液型O型。大阪薫英女子高等学校卒業。

プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスファンクラブ名誉会員(会員No.2)。アニメ『るろうに剣心』の緋村剣心役として知られる。

略歴
十條製紙(現日本製紙)社員の父のもと石巻に出生。家族は他に母・姉。父の転勤に伴い後に北海道釧路市富山県高岡市大阪市に移住。高岡市内にすでに家を建てていたので、父と涼風の2人のみ大阪へ転居した。

1981年に宝塚歌劇団に入団。OGでは女優の北原遥子(元娘役スター、日本航空123便墜落事故で死去)、黒木瞳(1982年から1985年まで月組娘役トップスター)、真矢みき(1995年から1998年まで花組トップスター)。毬藻えり(1989年から1992年まで星組娘役トップスター)、演劇プロデューサー、活弁士、日本舞踊講師の幸風イレネ(現在のイレネ飯田)。現役では専科の梨花ますみらと同期入団である。「春の踊り」で初舞台。以後、歌唱力に秀でたフェアリータイプの男役スターとして歩み1991年「ベルサイユのばら・オスカル編」で月組トップスターに就任、2年目の1993年7月に「グランド・ホテル」で退団。以後はテレビドラマや舞台、映画などで活躍。歌手としてCDもリリースしている。

2004年7月、サントリー社員で元ラグビー日本代表早稲田大学ラグビー部コーチの今泉清と結婚した。

宮城県にゆかりのあるということで、“ふるさと宮城” の魅力をPRし、全国に発信する「みやぎ夢大使」に委嘱されている。


エピソード
中学校の修学旅行で初めて宝塚歌劇を観劇した涼風は、家族に対して「宝塚に入りたい」と直訴したが、家族は誰もそれを本気にしなかった。ただ父親だけは「少なくとも高校を出て、別科で1番の成績を残せるならば許してやる」と言った。その後、父親の転勤があり、大阪に引っ越した際に宝塚音楽学校の夜間科に当たる「別科」のレッスンを受けて高校生活と両立させた[1]。
芸名は、母親が「扇風機の風力の調整ボタンに涼風(こちらの読みは「りょうふう」)があること」に目をつけ、また誕生月の9月は比較的心地いい風が吹いている時期であることに由来する。
1991年のトップ就任よりコンビを組んだ麻乃佳世は、涼風の熱心なファンだった。麻乃は、涼風好きが高じて自身も宝塚入りを熱望し、高校卒業を待って音楽学校受験・合格(入団1988年)。芸名は、自身の本名「佳子」と涼風の「真世」から「佳世」とし、朝凪鈴(1991年退団)、紫とも(のち雪組娘役トップへ)、朝吹南(1994年退団)ら有力上級生娘役陣を飛び越し、涼風の相手役となった。
退団公演での組長挨拶で、当時の月組組長の汝鳥伶(現・専科)は、涼風を送る言葉として、「歌の妖精は、静かに森に帰っていきます。」という言葉を贈った。この言葉は涼風の芸風・キャラクターを表す名言として語り継がれている。
退団後は「男役はやらない」と決め、テレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の緋村剣心役のオファーも最初は断っていたが、スタッフからの強い要望で出演した。剣心のかっこいい部分は苦もなく演じられたが、「おろ」などのギャグシーンは、最初はどう演じればいいか分からなかったという。
CTV『あんたにグラッツェ!』にゲスト出演した際、涼風が「男の人が交際したいと思うのは、若い女の子でしょ?」と問うと、高田純次から「僕は年齢は気にしません。何歳であっても美しい人は美しい。ただし(自分が)交際するなら、25歳まで」と答えられ、高田に突っ込みをいれている。
公式ブログは青空の写真をメインとするものだったが、2008年中旬以降は付随する言葉も無くなっている。

主な出演

舞台

宝塚在団中
1981年

3月 - 5月 初舞台「宝塚春の踊り」「ファーストラブ」
5月 月組配属
1982年

10月 - 11月「情熱のバルセロナ」10月(新人公演) - ラファエル
1983年

1月「まい・みらくる」(バウホール公演) - 博士
3月 - 5月「ムーンライト・ロマンス」4月(新人公演) - ミシェル
11月 - 12月「翔んでアラビアンナイト」12月(新人公演) - カマラルザーマン/アブリーザー
1984

5月 - 6月「沈丁花の細道」 - 久保大六、6月(新人公演) - 折岩半之助。「ザ・レビューII」 - ジョージ
11月 - 12月「ガイズ&ドールズ」 - ラスティー、11月(新人公演) - ネイサン
1985年

1月「ハッピー・エンジェル」(バウホール公演)- カナメル
5月 - 6月「二都物語」 - ピエール、6月(新人公演) - シドニー
9月「スイート・リトル・ロックンロール」(バウホール公演) - ビリー
11月 - 12月「ときめきの花の伝説」 - ステファーノ、(新人公演) - ジャン・マリオ。「ザ・スウィング」 - クルー
1986年

1月「夢の彼方に」(バウホール公演) - ハンス・クリスチャン・アンデルセン
5月 - 6月「哀愁」5月(新人公演) - ロイ
11月 - 12月「パリ、それは悲しみのソナタ」 - ローラン、11月(新人公演) - ジェフ。「ラ・ノスタルジー」 - ジェームス
1987年

5月 - 6月「ミー・アンド・マイガール」 - ジャッキー、5月(新人公演) - ビル
11月 - 12月「ミー・アンド・マイガール」 - ジャッキー、(役替りで)ビル
1988年

1月「リラの壁の囚人たち」(バウホール公演) - エドワード
5月 - 6月「南の哀愁」 - ヘンリー。「ビバ!シバ!」 - ヘル・エンジェル
11月 - 12月「恋と霧笛の銀時計」 - アルバート。「レインボーシャワー」 - ピエロ
1989年

2月「赤と黒」(バウホール公演) - ジュリアン
5月 - 6月「新源氏物語」 - 夕霧/惟光。「ザ・ドリーマー」 - ドリーム・シンガー男
9月 - 10月「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-(星組特別出演)」 - オスカル
11月 - 12月「天使の微笑 悪魔の涙」 - メフィストフェレス。「レッド・ホット・ラブ」 - ミュージシャン
1990年

2月 - 3月「大いなる遺産」 - ハーバード。「ザ・モダーン」 - パラダイス・バード男
3月 - 4月「ベルサイユのばら-フェルゼン編-(花組特別出演)」 - オスカル
8月 - 9月「川霧の橋」 - 半次。「ル・ポァゾン 愛の媚薬」 - プロローグの紳士、歌う男
1991年

1月 - 2月「カウントダウン・1991」(バウホール公演) - 眠狂四郎、淑女、ジャングルの男、タイムパトロール男S
3月 - 5月「ベルサイユのばら-オスカル編-」 - オスカル
9月 - 10月「銀の狼」−シルバ。「ブレイク・ザ・ボーダー」 - ギャングスター、スパニッシュ・レディー
1992年

1月 - 2月「珈琲カルナバル」 - ジュリオ。「夢・フラグランス」 - ストレンジャーS
7月 - 8月「Puck」 - パック。「メモリー・オブ・ユー」 - 愛の歌手
1993年

1月「宝寿頌(星組特別出演)」 - 宝寿の若衆S。「パルファン・ド・パリ(星組特別出演)」 - 踊る蝶の男A
4月 - 5月 退団公演「グランドホテル」 - オットー。「BROADWAY BOYS」 - ジミー

宝塚退団後
回転木馬
42nd (フォーティセカンド)street
夏しぐれ
ミー・アンド・マイガール
イーストウィックの魔女たち
あずみ
女たちの忠臣蔵 (ドラマの舞台化)
マリー・アントワネット 
モーツァルト!
エリザベート

テレビドラマ
織田信長濃姫
京都の芸者弁護士事件簿シリーズ
板橋マダムス
夢みる葡萄
天花
エスパー魔美(佐倉花枝)
大河ドラマ
秀吉(おたき)
元禄繚乱(鷹司信子)
利家とまつ〜加賀百万石物語〜(孝蔵主)
篤姫(お由羅)
大岡多聞の事件日誌
魚河岸のプリンセス(日下まゆみ)
名奉行! 大岡越前
相棒
風の果て
7人の女弁護士(2008年、テレビ朝日)第1話 田淵真理江 役
晴れ着、ここ一番

バラエティー番組
HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP(ゲスト)
踊る!さんま御殿!!(ゲスト)
あんたにグラッツェ!(ゲスト)

アニメ(声優)
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(緋村剣心
雪の女王雪の女王
劇場版ブラックジャック(ジョー・キャロル・ブレーン)
シュヴァリエ 〜Le Chevalier D'Eon〜(メアリー=シャロット 英国女王)

ゲーム(声優)
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-各作品(緋村剣心

CM
ロッテ チョコパイ
サントリー 響(「響屋」という架空の旅館の女将役で、著名な写真家であるアルバート・ワトソンと共演)
ミスタードーナツ 「ミスター飲茶 涼風麺 夏編」

脚注
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^ テレビ朝日・「グレートマザー物語」(2005年11月20日

外部リンク
mayonnaise☆涼風真世ファンページ
涼風真世公式ブログ「Well Come To MAYO」
宝塚歌劇団月組主演男役

先代
1985年9月1日 - 1990年12月26日
剣幸


1990年12月27日 - 1993年7月31日
涼風真世

次代
1993年8月1日 - 1995年12月26日
天海祐希