石川遼が2年連続で日本プロスポーツ大賞、殊勲賞 WBC日本代表(野球)原辰徳監督

日本プロスポーツ協会は25日、2009年の2年連続で男子ゴルフの石川遼(18)を選出し、東京都内表彰式を行った。石川は今季国内ツアーで4勝を挙げて約1億8352万円を獲得し、史上初の10代賞金王に輝いた。

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 殊勲賞には野球からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2連覇を果たした日本代表、WBCでも指揮を執り、巨人を日本一に導いた原辰徳監督、大相撲で年間最多勝記録を更新する86勝を挙げた白鵬が選ばれた。



 各賞は次の通り。



 ▽大賞 石川遼(ゴルフ)



 ▽殊勲賞 WBC日本代表(野球)原辰徳(野球、巨人)白鵬(大相撲)



 ▽最高新人賞 摂津正(野球、ソフトバンク



 ▽特別賞 鹿島アントラーズサッカー長谷川穂積ボクシング横峯さくら(ゴルフ)





石川遼の話



「(プロ転向)2年目の充実感があった。これまで偉大な方が受賞されており、本当に名誉な賞で重みを感じている。これからどんなに苦しくつらいときがあっても、この賞が後押ししてくれると思う。来年1年間、この賞に恥じないように努力していきたい」



巨人の原監督が殊勲賞に加え、世界中で寛容の心を持って社会活動を行った人々に与えられる「国際寛容賞」(国連の友主催)を受賞した。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表を率いて、国民の期待に応えて大会2連覇を達成。シーズンでも3年連続リーグ優勝、7年ぶりの日本一を果たした指導力が高く評価された。原監督は「寛容力というか、ただただ野球が好きという一点でこの日を迎えた。プロスポーツに携わる者として、さらに努力、精進を重ねたい」と今後の活躍を誓った


歴代大賞受賞者・団体

年度 回 大賞 スポーツ種類

1968 1 西城正三 プロボクシング

1969 2 読売巨人軍 プロ野球

1970 3 大鵬幸喜 大相撲

1971 4 長嶋茂雄 プロ野球

1972 5 松本勝明 競輪

1973 6 沢村忠 キックボクシング

1974 7 王貞治 プロ野球

1975 8 広島東洋カープ プロ野球

1976 9 王貞治 プロ野球

1977 10 王貞治 プロ野球

1978 11 ヤクルトスワローズ プロ野球

1979 12 具志堅用高 プロボクシング

1980 13 具志堅用高 プロボクシング

1981 14 中野浩一 自転車競技

1982 15 落合博満 プロ野球

1983 16 広岡達朗 プロ野球

1984 17 衣笠祥雄 プロ野球

1985 18 ランディ・バース プロ野球

1986 19 落合博満 プロ野球

1987 20 岡本綾子 女子ゴルフ

1988 21 千代の富士貢 大相撲

1989 22 千代の富士貢 大相撲

1990 23 野茂英雄 プロ野球

1991 24 辰吉丈一郎 プロボクシング

1992 25 貴花田光司 大相撲

1993 26 三浦知良 Jリーグ

1994 27 イチロー プロ野球

1995 28 イチロー プロ野球

1996 29 尾崎将司 男子ゴルフ

1997 30 中田英寿 Jリーグ

1998 31 佐々木主浩 プロ野球

1999 32 松坂大輔 プロ野球

2000 33 松井秀喜 プロ野球

2001 34 イチロー プロ野球

2002 35 FIFAワールドカップ日本代表 サッカー

2003 36 松井秀喜 プロ野球

2004 37 朝青龍明徳 大相撲

2005 38 朝青龍明徳 大相撲

2006 39 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表 野球

2007 40 浦和レッドダイヤモンズ Jリーグ

2008 41 石川遼 男子ゴルフ

2009 42 石川遼 男子ゴルフ



歴代最高新人賞受賞者

年度 受賞者 スポーツ種類

2002 石川雅規 プロ野球

2003 和田毅 プロ野球

2004 宮里藍 女子ゴルフ

2005 琴欧州勝紀 大相撲

2006 八木智哉 プロ野球

2007 上田桃子 女子ゴルフ

2008 三浦皇成 中央競馬

2009 攝津正 プロ野球