2009年社会・芸能10大ニュース「酒井法子逮捕・薬物汚染〜裁判員裁判スタート〜足利事件再審決定」
「のりピーの旦那が覚醒剤で逮捕!?」。8月3日の編集部は色めき立った。前日には、押尾学容疑者(31)が合成麻薬使用で逮捕。しかも肝心の酒井法子(38)が消息不明。「清純派の悲劇」と自殺説もささやかれたが、妄想は5日後、本人の逮捕であっさり崩れた。
現在、夫婦とも執行猶予中。離婚交渉も難航しているよう。押尾は同伴女性の死亡をめぐり再逮捕。薬物の怖さを再認識させただけでなく、ネタ枯れのマスコミを喜ばせた“貢献度”に文句なしの1位を与えたい。
「メキシコ発豚インフルエンザ」に端を発した新型インフル。5月に初の国内感染例が出た関西では、マスクで顔を覆う異様な通勤・通学風景も。猛威は衰えを見せず、国内死亡者も100人を超えた。
961日の逃走劇といえば、リンゼイさん死体遺棄事件で11月10日に逮捕された市橋達也容疑者(30)。究極の変装術と思われた整形がアダとなった。ちなみに、懸賞金1000万円はどうなった?
重大事件の審理に市民が参加する裁判員裁判が8月3日、東京地裁でスタート。ドラマの影響もあってか、傍聴マニアが各地で増殖中。
4月23日には、まさかのSMAP草なぎ剛(35)の開チン逮捕。起訴猶予となったが、約2カ月謹慎でCM自粛など損害額は1億円とも。“いい人”はストレスも人一倍たまります。
30代詐欺女の周辺で複数男性が不審死を遂げていることが10〜11月にかけ、埼玉と鳥取で発覚。2人の女には男性側から多額の金が。恐ろし〜。
大阪・道頓堀川で虎ファンが投げ込んだカーネル・サンダース人形が24年ぶりに引き揚げられたのは3月10日。奇跡の発見劇→優勝と沸いた阪神は4位止まり…。
今年も多くの著名人が世を去ったが、マイケル・ジャクソンの急死には世界中がビックリ。享年50歳。追悼関連映画は大ヒットしたが、死因は依然謎のままだ。
6月には足利事件の再審決定。元受刑者に捜査当局が異例の謝罪。
漫才師・中田カウス襲撃・脅迫事件(1、4月)は“吉本お家騒動”の再発を思わせたが、自身が騒動の裏側を独白した11月発売の著作で“落着”の様相も。
【10大ニュース・社会編】
(1)酒井法子逮捕・薬物汚染
列島衝撃! 酒井法子に逮捕状請求
(2)新型インフルエンザ猛威
豚インフル感染拡大パニック…死者、壮・青年層にも
(3)逃亡・市橋容疑者逮捕
市橋容疑者、大阪で身柄拘束
(4)裁判員裁判スタート
初の裁判員裁判が開廷…女性5人、男性1人を選任
(5)SMAP草なぎ開チン逮捕
SMAP草なぎ剛、公然わいせつ容疑で逮捕
(6)30代詐欺女周辺で不審死続出
結婚詐欺女の知られざる素顔、激太りでサイズLL横綱級
(7)カーネル人形24年ぶり発見
カーネル人形、下半身も発見…大阪、道頓堀川
(8)M・ジャクソン急死
マイケル・ジャクソン急死…全世界に衝撃走る!
(9)足利事件再審決定
足利事件の再審開始決定…有罪確定から約9年ぶり
(10)中田カウス襲撃・脅迫事件
カウス脅迫状、吉本が被害届提出…会社全体への危害