上智大学生、林史乃(はやし・みな)さん(23)が「2010年度第42回ミス日本グランプリに決定

人気女優の藤原紀香らを輩出してきた「2010年度第42回ミス日本グランプリ決定コンテスト」(主催・ミス日本コンテスト事務局)の審査が25日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、今年のミス日本グランプリ香川県出身の上智大学生、林史乃(はやし・みな)さん(23)が輝いた。


林さんは「将来は日本人としての心を持ち合わせた、日本女性の模範となれるような女優になりたい」と、とびっきりの笑顔で語った。「あこがれは吉永小百合さん。りんとした穏やかで、温かいところが大好きです」と大女優を目標に掲げた。



 前回コンテストを制した宮田麻里乃さんからティアラが、さらに関係者から賞金100万円や海外旅行といった副賞が次々に贈られたると、林さんは目にうれし涙を浮かべながら、「今、ここに立てたのは家族や友人らのおかげ。これから1年間、精いっぱい、(ミス日本グランプリとしての仕事に)努めていきたい」とあいさつした。



 コンテスト終了後の会見では「私は香川出身。うどんのような白く、もちもちした肌が持ち味です」とPR。「3月で大学を卒業しますが、自分の夢に挑戦しようと賭けていました」とほっとした表情を見せた。



 ミス日本グランプリに次ぐミス日本に選ばれたのは4人で、「ミス日本ミス着物」は神奈川県出身の会社員、東愛美さん(23)、「ミス日本『海の日』」は埼玉県出身の立教大学生、鈴木亜美さん(21)、「ミス日本『空の日』」は東京都出身のイラストレーター、林愛さん(22)、「ミス日本ネイチャー」は愛知県出身の椙山女学園大学生、鈴木華子さん(18)が選ばれた。



 また準ミス日本は、京都府出身の中学生、小嶋紗代さん(15)と栃木県出身専門学校生、本田恭子さん(21)に決まった。

各賞は以下の方々が選ばれました。

ミス日本ミス着物:東愛美さん

ミス日本「海の日」:鈴木亜美さん

ミス日本「空の日」:林愛さん

ミス日本ネイチャー:鈴木華子さん



 ミス日本グランプリのコンテストは昭和25年に始まり、今年で42回目。「前向きに努力するこころ美人」がコンセプトだ。今回は全国から3663人が応募、コンテストには書類や面接などの審査をクリアしてきた地区代表29人の美女たちが出場し、24日に行なわれた予備審査と25日午前のスピーチ審査を突破した12人が最終決戦に臨み、見事林さんが栄冠に輝いた。



★林史乃(はやし・みな)

年齢 :23

出身 :香川

職業 :大学生

趣味 :読書、映画鑑賞

特技 :ピアノ、声楽

身長 :167cm

体重 :48kg

将来の希望 :女優

座右の銘報恩謝徳

ブログ

http://blog.sponichi.co.jp/writer/writer73/



◆ミス日本コンテスト(ミスにっぽんコンテスト)は、日本を代表するミス・コンテスト



1950年、アメリカの救援活動に感謝して、日本とアメリカの友好親善を図る女性親善大使を選ぶことを目的に行われたのが最初で、最初の受賞者は後に映画女優として一世を風靡し、昭和の美人の代名詞となる山本富士子であった。その後、一時中断を挟んだが、1967年に和田研究所という女性の美容研究団体スポンサーに従えて再開し今日に至っている。



応募資格

15歳から25歳の未婚の女性であって、身長152cm以上

現在の表彰項目

ミス日本グランプリ

ミス日本ネイチャー

ミス日本ミス着物

ミス日本「海の日」

ミス日本「空の日」

その他、決勝大会の出場者にもミス日本の称号が与えられる。又、ミス日本の称号を得られると、慈善活動団体「ハートフル」のメンバーにも登録される特典がある。

更に2003年度からスポーツニッポン新聞社のインターネットサイト「スポニチ・アネックス」の利用者を対象にした投票による「スポニチ特別賞」が制定され、受賞者である2003年度の相沢礼子、2004年度の嵯峨百合子と2007年度の萩美香はミス日本グランプリとの2冠を受賞した。

歴代ミス日本グランプリ

第01回 1950年度 山本富士子



第02回以降、新東宝女優になった日比野恵子(第03回1952年度)、大映女優になった近藤美恵子(第05回1954年度)らがグランプリに輝いているが詳細は不明



復活第1回 1968年度 鈴木紀子 第20回 1988年度 玉井美香叶美香

第02回 1969年度 鈴木紀子 第21回 1989年度 澤本礼江

第03回 1970年度 竹内幸子 第22回 1990年度 相馬知実

第04回 1971年度 吉村由美子 第23回 1991年度 岡本恵美

第05回 1972年度 坂本千桃 第24回 1992年度 藤原紀香

第06回 1973年度 長谷川みつ美 第25回 1993年度 小岩井陽子

第07回 1974年度 田窪佐和子 第26回 1994年度 松田直

第08回 1976年度 浅井孝美 第27回 1995年度 長井千尋

第09回 1977年度 手塚圭子 第28回 1996年度 近澤美歩

第10回 1978年度 榎本安江 第29回 1997年度 田村桂子

第11回 1979年度 村田知嘉子 第30回 1998年度 和田淑子

第12回 1980年度 桑原順子 第31回 1999年度 小松田有理

第13回 1981年度 桑原順子 第32回 2000年度 出川紗織天川紗織

第14回 1982年度 峰岸房子 第33回 2001年度 野手るりこ

第15回 1983年度 山口裕美 第34回 2002年度 佐野公美

第16回 1984年度 常岡昭子 第35回 2003年度 相沢礼子

第17回 1985年度 根本里美 第36回 2004年度 嵯峨百合子さがゆりこ

第18回 1986年度 中村麻美 第37回 2005年度 久米里紗

第19回 1987年度 伊比恵子 第38回 2006年度 小久保利恵

第39回 2007年度 萩美香

第40回 2008年度 鈴木恵理

第41回 2009年度 宮田麻里乃



※鈴木紀子と桑原順子は2年連続での受賞