香取慎吾の「座頭市THE LAST」が英、仏、独をはじめ欧州、アジア諸国で公開決定!?

SMAP香取慎吾(33)の主演映画「座頭市 THE LAST」(阪本順治監督)が29日、全国238スクリーンで公開された。



 香取と阪本監督は30日までの2日間で都内など7カ所を回り、計11回もの舞台あいさつを敢行する。同作品はカンヌ国際映画祭マーケットに出品され、タイで年内公開が決定。英、仏、独をはじめ欧州、アジア諸国配給会社が興味を示しているという。

香取慎吾 座頭市 THE LAST Youtube 



 同作品は、名作時代劇座頭市」の完結編。日本が誇るダーク・ヒーローの最後を託された香取は、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台あいさつに立ち、「やっとこの日が来ました。ホントうれしいです」と感無量の表情で語った。



 さらに「たくさんの人に見てもらって、この座頭市は完結する。即、チェーンメールで『ここが良かった』と送って」と詰め掛けたファンにアピールした。



 反町隆史(36)、石原さとみ(23)、原田芳雄(70)ら豪華共演陣の中で、仲代達矢(77)は故勝新太郎さんのシリーズにも出演した。



 本作では、過去の「座頭市」シリーズでは描かれなかった主人公「市」の最期が描かれる。



 仲代は「勝さんの座頭市は喜劇的でもあった。香取座頭市純情座頭市。原点座頭市だと思う」と違いを紹介。「(香取は)体も大きいが、芝居も大きい。シリアスな役ももっとやってほしい」と今後に期待を寄せた。

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香取座頭市、海外進出決定−。SMAP香取慎吾(33)が29日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画「座頭市 THE LAST」(阪本順治監督)の初日舞台あいさつを行った。



 「公開初日をこんなに待ち望んだ経験がない」と興奮気味。「ホントにうれしい!」と3回繰り返し、「即チェーンメールで、『この映画良かった』と友達に送って!!」と猛アピールした。



 香取が大興奮するのには理由があった。配給元の東宝によると、タイでの公開が決定。さらに、カンヌ国際映画祭見本市カンヌマーケットに出品され、英、フランスドイツオランダ、香港、台湾から配給オファーが寄せられたためだ。



 いずれも最終調整中で、香取座頭市のすさまじい殺陣が、欧州とアジアにもとどろくことになりそう。香取は30日も含め、都内と千葉県内の7劇場で計11回舞台あいさつをこなし、PRの“ラスト”スパートをかける。