平成生まれの成人式、昭和は遠くになりにけり。

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「成人の日」の12日、全国各地で成人式が開かれた。元号が昭和から平成になって21年目の今年は、平成生まれが初めて大人の仲間入り。各地の式典では、色鮮やかな振り袖やスーツ姿の新成人が、同級生らと新たな門出を祝った。

 仙台市が市体育館(太白区)で行った式典には、約6800人が参加。梅原克彦市長のあいさつに続き、東北大2年の畠山亮さん=泉区=と宮城学院女子大2年の阿部沙也香さん=若林区=が「これまで、これからの出会いやつながりを大切にしながら、一人一人が目標の実現を目指し、社会に貢献したい」と誓いの言葉を述べた。

 仙台市によると、同市の今年の新成人は約1万2700人で前年より300人ほど少ない。
 総務省の推計では、今年1月1日時点で新成人は約133万人。少子化を反映し、21年ぶりに過去最少を更新した昨年を約2万人下回った。 河北より