大寒にもかかわらずサイカチ沼は小春日和の温かさ

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1年で最も寒いころとされる「大寒」の20日、宮城県内は上空に雲が残った影響で冷え込みは弱く、平年に比べ暖かい朝を迎えた。仙台管区気象台によると、仙台の最低気温は1.0度で3月下旬並みだった。

 朝の最低気温が県内で最も低かった駒ノ湯は、平年を2.9度上回る氷点下3.6度。ほかも古川氷点下0.8度、石巻0.0度、白石1.0度と、多くの地点で平年より3―4度高かった。

 例年は一面に氷が張る仙台市青葉区のサイカチ沼は、暖かい日が続いた影響か、氷が張っているのはごく一部。穏やかな水面が風に揺れていた。

 冬型の気圧配置は次第に緩み、20日の県内は曇りで時々晴れ間が広がる。21日は平年並みの冷え込みになるが、高気圧に覆われて昼ごろまでは晴れる見込み。河北より