2008年分所得税の確定申告受け付けが16日、全国一斉に始まった

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2008年分所得税の確定申告受け付けが16日、全国一斉に始まった。仙台北税務署(仙台市)など宮城県の10税務署でも自営業者や年金受給者らが訪れ、申告手続きをしていた。

 仙台北税務署は48台のパソコンを置いた申告書作成コーナーを開設。申告者は国税庁のホームページに収入や控除額を入力し、申告書を作った後、窓口に提出したり、「国税電子申告・納税システム」(e―Tax)で申告したりした。

 青葉区の早坂長さん(79)は「パソコンは使えないので、職員に手伝ってもらった。手書きよりも短い時間で手続きできた」と話した。

 仙台国税局によると、宮城県の07年分の所得税の確定申告者は42万2653人いた。

 仙台北税務署は「自宅や事業所にインターネット環境があれば、簡単に手続きできるので、ホームページやe―Taxを活用してほしい」と呼び掛けている。申告は3月16日まで。 河北より