三越仙台店(仙台市)が4月から、閉店時刻を30分繰り上げて午後7時

三越仙台店(仙台市)が4月から、閉店時刻を30分繰り上げて午後7時とすることが19日、分かった。客足の少ない時間帯の営業を短縮し、人件費や光熱費などのコスト削減を図るとともに、「従業員のシフト勤務を集約し、接客充実を図る」(同店)のが狙いという。

0アミツ

 三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄社長は今月2日、地方店などの営業時間短縮を検討する意向を明らかにしていた。首都圏などの店舗では通勤客が帰宅時に立ち寄るニーズがあるものの、JR仙台駅から距離がある仙台店の場合は日中に比べて夕方以降の客足が少ないといい、営業時間の短縮を決めた。

 三越仙台店は「これまで営業時間を拡大してきたが、効率が上がっていない。基本に戻り、接客重視で効率化を図る」と話している。

 営業時間の短縮に伴い、売り場に立つ従業員が少なくなる時間帯を減らすことで接客サービスの充実にもつなげる考え。クリスマスなど多くの買い物客の来店が見込める期間は営業時間を延長することを検討している。

 消費不振の深刻化を受けて、首都圏などの大手百貨店が営業時間の短縮を検討している。地方百貨店でも同じ動きが広がることも予想される。 河北より

一言 絶対的売上高と効率のよい売上高とどちらがいいのか実験ですね。
今年の傾向からすると縮小均衡を図り、其の後拡張路線という事のようです。