無病息災などを願い、護摩をたいた後を裸足(はだし)で歩く火渡り式が11日、仙台市若林区の陸奥国分寺で行われた。

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無病息災などを願い、護摩をたいた後を裸足(はだし)で歩く火渡り式が11日、仙台市若林区陸奥国分寺で行われた。

 山伏は読経を読み上げた後、高さ約2メートル、幅約5メートルに積み上げられた柴の木に点火し、「商売繁盛」「家内安全」など願い事が書かれた護摩木を投げ込んだ。火が下火になったところで、参拝客約400人が「火伏せの梵天(ぼんてん)」を持ち、まだ熱い灰の上を一気に走り抜けるように渡っていた=写真=。

 仙台市太白区、看護師高橋京子さん(33)は「患者さんが元気になるようにと願って歩きました」と話していた。

( 読売新聞)